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「1mのパットを外した…」「入れごろ外しごろの距離が一番怖い」「ショートパットだけで何打損しているか」
ショートパットを外すたびにスコアが崩れ、メンタルまで削られていく。そんな経験を持つゴルファーはとても多いです。
実は、ショートパットを外す原因は大きく分けて技術的な原因・メンタル的な原因・道具の原因の3つに整理できます。そしてそれぞれに明確な直し方があります。
この記事では、ショートパットを外す原因を「ミスの方向(左・右・ショート)」別に分類し、具体的な直し方と家でできる練習法まで実践的にまとめます。
ショートパットを外すとスコアにどう影響するか
3フィート(90cm)のパットを外すと1打損失し、これがラウンド全体で繰り返されると、スコアが大幅に悪化します。また、ショートパットを外すことは精神的なプレッシャーを増し、次のショットに悪影響を与えることもあります。
特に深刻なのは連鎖反応です。ショートパットを1本外すと、次のアプローチでも「また外したらどうしよう」というプレッシャーがかかります。これがショット全体の精度を落とし、スコアが雪崩のように崩れていく原因になります。
逆に言えば、ショートパットの成功率を上げることがスコアメイクで最も効果的な改善策とも言えます。
ショートパットを外す3つの根本原因
① フェースの向きがズレている(最多原因)
ショートパットが入らない方、苦手な方が多い最大の原因はフェースの向きです。フェース面がアドレスでしっかり向けられると高確率でショートパットが入るようになります。
フェースがわずか1〜2度ズレるだけで、1mの距離でもカップを外れます。アドレスでのフェースの向きは毎回チェックが必要です。
② インパクトで緩む(力みと緩みの両方が原因)
打てない人はインパクトでヘッドが減速してフィニッシュがおろそかになります。フィニッシュで止める意識を持てばしっかりと等速のままストロークでき、緩まずにしっかりと打てます。
「外したら嫌だ」という意識が、インパクト直前のヘッドの減速を引き起こします。これがショートパットを外す最も多いパターンです。
③ 芯を外している
パターが苦手なアマチュアゴルファーの8割の方が、「芯で打つ重要性」を理解していないといわれています。傾斜の読み、パッティングの強さ、ストロークの前に、確実に芯で打つ技術こそ、ショートパットを外さない唯一絶対の秘訣なのです。
芯を外すと、ボールの転がりが不安定になり、わずかな距離でも方向がズレます。ショートパットが「なんとなく外れる」という人は、芯を外している可能性が高いです。
ミスの方向別|原因と直し方
① 左に外す場合
主な原因
- フェースがかぶっている(閉じている)
- アドレスでフェースがかぶっていることが最大の原因。パッティングは、フェースの向いている方向にボールが出ますから、フェースがかぶっていれば、当然、左に外しやすくなります。
- インパクトで左手首が折れている
- 体が開いてストロークしている
直し方
- アドレス前にパターのフェースをカップに正確に向けてからグリップを握る
- ボールにラインを引いてフェースの向きを視覚的に確認する習慣をつける
- 左手首を甲側に折らずにフラットに保つ意識を持つ
② 右に外す場合
主な原因
- フェースが開いている
- インパクトで体(肩・腰)が開いている
- 右手が強すぎてプッシュアウトしている
- 手首を使いすぎてフォローが右に抜けている
直し方
- グリップの右手の力を少し抜く(グリップ圧を10とすれば7程度に)
- 胸の正面に手とクラブがある状態でストロークすること。肩をしっかり動かして、体と手を同調させる。手が胸の正面から外れなければ、フェースの向きや軌道が安定します。
- インパクト後に右肩が前に出ないよう、肩の回転を意識する
③ ショート(届かない)する場合
主な原因
- インパクトで緩んでいる
- バックスイングが小さすぎる
- 「外したくない」というプレッシャーで無意識に力が抜ける
- フォロースルーが小さい
直し方
- ボールの飛球線側を見てストロークする。ボールとフェースの接点を見ていると、ボールに合わせるようになってインパクトが緩みやすくなります。ボールの飛球線側を見れば「打ち抜く」感覚でストロークできます。
- バックスイングとフォロースルーを1:1で同じ大きさにする
- フィニッシュの位置を決めてからストロークする(フォローを大きくする意識)
④ 方向はいいのに外れる(転がりがズレる)場合
主な原因
- 芯を外して打っている
- ボールにサイドスピンがかかっている
- 打ち出し角度がズレている(上から打ち込んでいる)
直し方
- ボールにラインを引き、インパクト後のラインの向きで芯に当たっているか確認する
- パターのソール(底面)を地面に沿わせて水平にストロークする意識を持つ
- ボール位置を左目の真下(右利きの場合)に設定する
メンタルが原因でショートパットを外す場合
ショートパットが入らないのは「打てない」からです。ショートパットはどうしても入れたい距離。でも過去の失敗経験が頭をよぎってしまう。「外したらどうしよう」という思考です。こうなると打てなくなってしまう。さらに「ヘッドを真っすぐ引かなければ」「フェースの向きは大丈夫かな」などと、考えることが増えていくとスムーズなストロークができなくなってしまいます。
メンタルが原因の場合、技術的な修正だけでは改善しません。以下の方法が効果的です。
メンタル対策①:ルーティンを固定する
毎回同じ手順でアドレスに入ることで、余計な思考が入る隙間をなくします。
- ボールの後ろからラインを読む
- カップに向けてフェースをセット
- グリップを握ってアドレス
- 1回素振り
- ストローク
この5ステップを毎回同じ時間でこなすことで、プレッシャーの影響を受けにくくなります。
メンタル対策②:カップではなくスパットを狙う
カップ(大きな目標)を狙うより、ボールとカップの間にある芝の目印(スパット)を狙うほうが集中しやすくなります。15〜30cm先のスパットを通すことだけを考えると、プレッシャーが軽減されます。
メンタル対策③:「入れる」より「打ち抜く」意識に変える
「入れたい」という意識がインパクトの緩みを引き起こします。カップの30〜40cm奥を目標にして「打ち抜く」意識を持つと、インパクトが安定します。
ショートパットが苦手な人向けの練習法
① 1m集中練習(最も効果的)
1mの距離から10球連続でカップインを目標にする練習です。
やり方
- カップから1mの距離に目印を置く
- 同じルーティンで10球連続カップインを目指す
- 外れたら1からやり直す(プレッシャーをかける)
この練習の目的は「1mは必ず入る」という自信を作ることです。
② ゲート練習(芯を外さない訓練)
ボールが通れるギリギリの幅のゲート(2本のティーペグ)を設置して、そこを通す練習です。
やり方
- カップの手前50cmにティーペグを2本、ボールが通れる幅(約5cm)で刺す
- そのゲートを通すようにストロークする
- ゲートを通ればフェースの向きと軌道が正しい証拠
③ フィニッシュ固定練習(緩み防止)
フィニッシュの位置をあらかじめ決めてからストロークする練習です。
やり方
- バックスイングの大きさを決める(例:こぶし2個分)
- フォロースルーも同じ大きさ(こぶし2個分)で止めることを意識する
- フィニッシュで止まったままの状態でボールの転がりを見る
④ 片手練習(左右どちらの手が原因か特定)
左右それぞれの手でショートパットを打ち、どちらの手でミスが出やすいかを確認します。
右手だけで打ったときに右に外れるなら右手が強すぎる証拠、左手だけで打ったときに左に外れるなら左手が問題というように、原因を特定できます。
道具でショートパットを改善する方法
① ボールにラインを引く
ボールにラインを引いて、ターゲットラインに向けるように飛球線側に3本のライン、フェースが直角になるように横のラインが1本あると、フェース面の向きを視覚的に確認しやすくなります。
ボールのラインとフェースの向きを合わせる習慣をつけるだけで、アドレスの精度が大幅に上がります。
② パターマットで毎日1m練習
家でのパターマット練習で1mを毎日10球打つだけで、ショートパットの自信が変わります。
③ マレット型パターに変える
ヘッドが大きいパターを使うとショートパットは劇的に入るようになります。真っすぐ転がりやすくて安定感抜群です。ピン型でショートパットが苦手な人は、マレット型(ヘッドが大きいタイプ)に変えると改善するケースがあります。
ショートパットの距離感と方向性、どちらを先に練習すべきか
ショートパット(3m以内)の場合、距離感より方向性を先に安定させるのが正解です。
3m以内はほぼ同じ強さで打てる距離であり、外れる原因のほとんどはフェースの向きとストロークの軌道のズレです。方向性が安定してから、距離感の微調整をしていくのが最短ルートです。
→ 3m以上の距離感については:パターの振り幅と距離の一覧表|目安・時計表示・傾斜別の調整
→ 家でできる距離感練習については:パターの距離感は家で練習できる|毎日5分メニュー
よくある疑問Q&A
Q. ショートパットを外す最大の原因は何ですか?
最も多い原因はフェースの向きのズレです。アドレスでフェースが1〜2度ズレるだけで1mでも外れます。次に多いのがインパクトの緩みです。
Q. ショートパットを左に外すのはなぜですか?
フェースがかぶっている(閉じている)か、インパクトで左手首が折れているケースがほとんどです。アドレス時のフェースの向きをボールのラインで確認する習慣をつけると改善しやすいです。
Q. ショートパットをいつも緩めてしまいます。どうすればいいですか?
カップの30〜40cm奥を目標にして「打ち抜く」意識を持つのが効果的です。またフィニッシュの位置をあらかじめ決めてからストロークすると緩みが防げます。
Q. 練習では入るのにラウンドで外れます。何が原因ですか?
メンタルプレッシャーによるルーティンの崩れが主な原因です。練習と全く同じルーティンをラウンドでも行うことが最も効果的な対策です。
Q. ショートパットはどのくらいの距離まで練習すればいいですか?
まず1mを安定させることが最優先です。1mが安定したら2m、次に3mと順番に広げていきます。3mまで安定すればラウンドのスコアに大きく影響します。
記事まとめ
- ショートパットを外す根本原因はフェースの向き・インパクトの緩み・芯外れの3つ。
- 左に外す原因はフェースのかぶり・左手首の折れ。
- 右に外す原因はフェースの開き・右手が強すぎる・体が開く。
- ショートする原因はインパクトの緩み・フォロースルーが小さい。
- メンタルが原因の場合はルーティンの固定・スパット狙い・「打ち抜く」意識が有効。
- 1m集中練習・ゲート練習・フィニッシュ固定練習が最も効果的な練習法。
- ボールにラインを引くだけでフェースの向きの精度が大幅に上がる。
- ショートパットは距離感より方向性を先に安定させるのが正解。
- 毎日1mを10球打つ練習だけでショートパットの自信が変わる。
- ピン型で苦手な人はマレット型に変えることも有効な選択肢。


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