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パターを打つたびに、ボールがまっすぐ出ずに右へ押し出してしまう…。 「真っすぐ打ったつもりなのに右に出る」「短い距離ほど怖い」 そんな悩みを抱えているゴルファーはとても多いです。
押し出しは、ラインの読み以前に 打ち出し方向がズレているミス なので、 どれだけ距離感が合っていてもカップインしません。 しかも、1m前後の“入れたい距離”で出やすく、スコアに直結する厄介なミスです。
ただし安心してください。 パターの押し出しは、原因がはっきりしているため 正しく原因を特定すれば必ず改善できます。
この記事では、
- 押し出しが起こる原因
- 自分の押し出しタイプの見分け方
- 原因別の直し方
- ラウンド中にすぐできる応急処置
- 押し出しを防ぐ練習ドリル
まで、初心者でも分かりやすく解説します。
あなたの押し出しの原因がこの記事で必ず見つかります。 今日から“まっすぐ打ち出せるパッティング”を手に入れましょう。
パターの押し出しとは
パターの押し出しとは、ボールが打ち出し直後から右方向へまっすぐ外れていくミスのこと。 ラインの読みや傾斜の影響を受ける前に 打ち出し方向そのものが右にズレている ため、短い距離でも外しやすく、スコアに直結する厄介なミスです。
押し出しは「プッシュアウト」と呼ばれることもあり、
- フェースが開いて当たる
- ストローク軌道が右にズレる
- 身体の向きが開いている など、技術的な原因がはっきりしているのが特徴。
右に曲がるのではなく、最初から右に出る。 これが押し出しと“ラインの読み違い”との決定的な違いです。
「真っすぐ打ったつもりなのに右に出る」 「短い距離ほど右に外れる」 という人は、押し出しの典型的な症状と言えます。
パターを押し出す主な原因
パターを押し出す原因は、ひとつではありません。 多くの場合、複数の要素が同時に起きているため、原因を特定しにくいのが特徴です。
ただし、押し出しの原因は大きく分けると次の5つに整理できます。
1. フェースが開いてインパクトしている(最も多い原因)
押し出しの原因で最も多いのが、フェースが開いた状態でボールに当たっていること。
フェースが1度開くだけで、1m先では約3cm右にズレるため、短い距離ほど影響が大きい。
フェースが開く典型的な動き
- 右手が強く働く
- 手首がほどける
- インパクトで“パンチ”が入る
- バックスイングが外側に上がる
「真っすぐ打ったつもりなのに右に出る」人は、このタイプが非常に多い。
2. ストローク軌道が右方向へズレている
ストロークそのものが右方向へ向かっているパターン。 フェースがスクエアでも、軌道が右ならボールは右に出る。
よくある原因
- 肩のラインが開いている
- 右足体重が残っている
- アウトサイドイン軌道
- バックスイングが外側に上がる
軌道がズレると、押し出しと引っかけが交互に出ることも多い。
3. ボール位置が右寄りになっている
ボールを右に置きすぎると、自然とフェースが開いた状態で当たりやすくなる。
こんな人は要注意
- ボールを中央より右に置いている
- 右足寄りに置く癖がある
- 目線がボールより右にズレている
ボール位置は 左目の真下〜左胸の前 が基本。 ここがズレると押し出しが出やすい。
4. 目線が右にズレている(意外と多い)
目線が右にズレると、真っすぐのラインが右に見えてしまう。
その結果、 「自分では真っすぐ打っているつもりなのに右に出る」 という状態になる。
目線がズレる原因
- 前傾が浅い
- ボールを覗き込みすぎる
- 右目が利き目
- ボールの真上に目がない
視覚のズレは本人が気づきにくく、押し出しの隠れた原因になりやすい。
5. 右手が強く働く(手打ち)
右手主導でストロークすると、フェースが開きやすくなる。
右手が強い人の特徴
- パンチが入りやすい
- インパクトが強くなる
- 手首がほどける
- テンポが速くなる
右手が強いと、押し出しと距離感の不安定さが同時に起きる。
押し出しを防ぐための基本ポイント
パターの押し出しは、原因が分かれば必ず改善できます。 ここでは、どのタイプの押し出しにも共通して効果がある 基本の直し方 をまとめました。
どれも難しい動きではなく、今日からすぐに実践できます。
1. 左手主導でストロークする
押し出しの最大原因である「フェースの開き」を防ぐ最も簡単な方法が、 左手主導でストロークすること。
左手主導にすると
- フェースが開きにくい
- 手首が使われにくい
- ストロークが安定する
- 打ち出し方向が揃う
右手が強い人ほど効果が大きい。
「左手で引っ張る」というより、 左手で“運ぶ”イメージ が正解。
2. 肩のラインをスクエアにする
肩が開いていると、ストロークが右方向へズレやすくなる。
簡単なチェック方法
- 両肩にクラブを当てる
- そのまま地面に向ける
- ラインと平行になっているか確認する
肩のラインがスクエアになるだけで、 ストローク軌道が自然と真っすぐになる。
押し出しと引っかけが交互に出る人は、ほぼ肩のラインが原因。
3. ボール位置を左目の下にする
ボール位置が右すぎると、フェースが開いた状態で当たりやすい。
基本の位置は 左目の真下〜左胸の前。
ここに置くと
- フェースがスクエアで当たりやすい
- ロフトが適正になる
- 転がりが安定する
ボール位置を1〜2cm変えるだけで押し出しが消える人も多い。
4. 目線をボールの真上に置く
目線が右にズレると、真っすぐのラインが右に見えてしまう。
改善ポイント
- ボールの真上に目を置く
- 前傾を少し深くする
- 右目が利き目なら、少し左寄りに立つ
視覚のズレは本人が気づきにくいが、 押し出しの隠れた原因として非常に多い。
5. テンポを一定にする
押し出しは、インパクトで“パンチ”が入ると起きやすい。
テンポを一定にすると
- 手首が使われにくい
- 右手が暴れない
- フェースが開きにくい
「1・2」のリズムで打つだけで、打ち出し方向が安定する。
押し出しが出やすい人の特徴
押し出しは、特定の動きや癖がある人に出やすいミスです。 自分がどのタイプに当てはまるかを知ることで、改善ポイントが明確になります。
以下の特徴に1つでも当てはまるなら、押し出しが出やすいタイプと言えます。
1. 右手が強く働くタイプ
右手主導でストロークすると、フェースが開きやすく押し出しが出やすい。
特徴
- インパクトでパンチが入る
- 手首がほどける
- 距離感が安定しない
- 打ち出し方向が毎回違う
右手が強い人は、左手主導に変えるだけで劇的に改善する。
2. 肩のラインが開いているタイプ
アドレスで肩が開いていると、ストローク軌道が右方向へズレる。
特徴
- バックスイングが外側に上がる
- ストロークがアウトサイドイン
- 押し出しと引っかけが交互に出る
- アドレスが窮屈に感じる
肩のラインは自分では気づきにくいので要注意。
3. ボール位置が右寄りのタイプ
ボールを右に置きすぎると、フェースが開いた状態で当たりやすい。
特徴
- ボールを中央より右に置く癖がある
- 目線がボールより右にズレる
- インパクトが弱くなる
- 転がりが悪い
ボール位置を1〜2cm変えるだけで押し出しが消える人も多い。
4. 目線が右にズレるタイプ
視覚のズレは押し出しの“隠れた原因”。
特徴
- ボールの真上に目がない
- 前傾が浅い
- 右目が利き目
- 真っすぐのラインが右に見える
「真っすぐ打ったつもりなのに右に出る」人は、このタイプが非常に多い。
5. テンポが速くなるタイプ
インパクトで急加速すると、フェースが開きやすくなる。
特徴
- パンチが入りやすい
- バックスイングが小さくなる
- 距離感が安定しない
- 打ち出し方向がバラつく
テンポを一定にするだけで改善するケースが多い。
押し出しを改善する練習ドリル
押し出しは、原因が分かっても「体が正しい動きを覚えていない」と再発しやすい。 ここでは、押し出しを根本から改善するための 効果の高い練習ドリル を紹介します。
どれも自宅や練習場で簡単にでき、短時間で効果が出るものばかり。
1. 左手一本パット(フェースの開きを防ぐ)
左手だけでストロークする練習は、押し出し改善に最も効果がある。
効果
- フェースが開きにくくなる
- 手首が使われにくい
- ストロークが安定する
- 打ち出し方向が揃う
やり方
- 左手だけでパターを握る
- 小さなストロークで10球打つ
- ボールが右に出ないか確認する
右手が強い人ほど効果が大きい。
2. コインドリル(打ち出し方向の矯正)
ボールの前にコインを置き、 コインの真上を通すように打つ シンプルなドリル。
効果
- 打ち出し方向が安定する
- ストローク軌道のズレが分かる
- フェースの向きが整う
右にズレる人は、コインの右側を通ってしまうので原因がすぐ分かる。
3. 肩のライン矯正ドリル(軌道のズレを修正)
肩のラインが開いていると押し出しが出やすい。 このドリルで、正しい肩の向きを体に覚えさせる。
やり方
- 両肩にクラブを当てる
- そのまま地面に向ける
- ラインと平行になっているか確認する
効果
- ストローク軌道が真っすぐになる
- 押し出しと引っかけの両方が減る
アドレスのクセが強い人に特におすすめ。
4. 目線チェックドリル(視覚のズレを修正)
目線が右にズレると、真っすぐのラインが右に見えてしまう。
やり方
- ボールの真上に目を置く
- パターのシャフトを垂直に立てて、目線の位置を確認
- 右目が利き目なら、少し左寄りに立つ
効果
- 真っすぐのラインが正しく見える
- 打ち出し方向が安定する
視覚のズレは本人が気づきにくいので、定期的にチェックしたい。
5. テンポ一定ドリル(パンチを防ぐ)
押し出しはインパクトで急加速すると起きやすい。 テンポを一定にするだけで改善するケースが多い。
やり方
- 「1・2」のリズムで打つ
- バックスイングとフォローを同じスピードにする
- インパクトで力まない
効果
- 手首が使われにくい
- 右手が暴れない
- フェースが開きにくい
距離感も安定するため、一石二鳥。
ラウンド中に押し出しが出た時の対処法
練習場では問題ないのに、ラウンド中だけ押し出しが出る…。 そんな経験をしているゴルファーはとても多いです。
ラウンド中は緊張や焦りが加わるため、 右手が強くなる・肩が開く・目線がズレる といったミスが出やすくなります。
ここでは、ラウンド中に押し出しが出た時に その場で改善できる即効テクニック を紹介します。
1. 左手主導を強く意識する
ラウンド中は右手が暴れやすく、フェースが開きやすい。 そんな時は、構える前に 左手だけで素振りを2回 するだけでOK。
効果
- フェースが開きにくくなる
- 手首が使われにくい
- 打ち出し方向が安定する
右手の力みが一気に抜ける。
2. ボール位置を1cmだけ左にずらす
押し出しが出ている時は、ほぼ確実にボール位置が右に寄っている。
1cm左にずらすだけで
- フェースがスクエアで当たりやすい
- ロフトが適正になる
- 打ち出し方向が安定する
「たった1cm?」と思うかもしれないけれど、パターでは大きな差になる。
3. 肩のラインをスクエアに戻す
ラウンド中は無意識に肩が開きやすい。 特に短い距離ほど、右肩が前に出てしまう。
対処法
- 両肩にクラブを当てて向きを確認
- ラインと平行になるように調整
- そのままストローク
これだけで軌道が真っすぐに戻る。
4. 目線をボールの真上に戻す
プレッシャーがかかると、目線が右にズレやすい。 目線がズレると、真っすぐのラインが右に見えてしまう。
対処法
- ボールの真上に目を置く
- 前傾を少し深くする
- 右目が利き目なら、少し左寄りに立つ
視覚のズレが整うと、押し出しが一気に減る。
5. テンポをゆっくりにする
焦りや緊張でテンポが速くなると、インパクトでパンチが入りやすい。
対処法
- 「1・2」のリズムで打つ
- バックスイングをゆっくり
- インパクトで力まない
テンポが整うと、フェースの開きが自然と抑えられる。
記事まとめ
パターの押し出しは、原因が分かれば必ず改善できます。 最後に、この記事の重要ポイントを整理します。
- 押し出しは「打ち出し方向が右にズレる」ミス
- 最も多い原因はフェースが開いて当たること
- ストローク軌道が右にズレると押し出しが出やすい
- ボール位置が右寄りだとフェースが開きやすい
- 目線が右にズレると真っすぐのラインが右に見える
- 右手が強く働くとフェースが開きやすい
- 左手主導にするとフェースが安定する
- 肩のラインをスクエアにすると軌道が整う
- ボール位置は左目の下〜左胸の前が基本
- ラウンド中は「左手主導+ボール位置1cm左」で即改善できる
押し出しは、原因を1つずつ潰していけば必ず直ります。 今日からのパッティングが、より安定したものになりますように。
パターの右ミスをまとめて改善したい方は、こちらの記事も参考になります。


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